心不全の看護実習の事前学習ノートで書くべきポイント4選 根拠付き

循環器系

こんにちは。現役看護師の無理やあブログ管理者の無理やあです。

この無理やあブログは、記事をそのまま書いてもらえば看護実習の事前学習ノートが仕上がるブログです。

ただでさえ忙しく、なにかと信じられない量のレポート課題(量多すぎやろ)のある看護学生さん・・書いたレポートも別に使えるわけじゃないし・・ただ書くだけの作業だったし・・(体験談)

この無理やあブログを活用して、事前学習くらいは書くの手抜きしましょう!!

今回のテーマは『心不全』。心不全とは、右心不全・左心不全・うっ血性心不全、それらの症状と使用する薬、生活上のケアのポイントなどまとめました。実習の場面でも患者さんに多くみられ、関わる機会があります。ということは、実習の事前学習ノートに書く必要があるとおもいます・・

是非活かしてください。少しでも睡眠時間の確保をしてください!! 

では、いきましょう『心不全』!!

※心臓については下の画像をクリック👇

心不全

心不全とは

・心不全とは心臓のポンプ機能が弱まり、十分な血液を身体に送り出すことの出来ない状態。心疾患すべてがいきつく最終像である。

左心不全と右心不全

・心不全には、左心不全右心不全がある。

・左心不全では、呼吸苦が主症状。 根拠:肺から心臓への血液の流れが滞るため、肺が水びたしになるため。

・左心不全では、起坐呼吸が呼吸が楽。 根拠:臥床すると肺に戻ってくる血液量が増加し、肺うっ血状態になるため、起坐呼吸のほうが楽になる。

・右心不全では、浮腫腹水がみられる。 根拠:全身からの血液の流れがなかなか心臓に戻れなくなり、血液が渋滞し、これにより静脈圧が亢進し血管から水分が漏れ出すため。

・左右どちらの心不全も、経過していくと両心不全になり、この状態をうっ血性心不全と呼ぶ。


左心不全

左心不全の症状

 ・起坐呼吸

 ・尿量減少 根拠:心拍出量が減少しているため。

 ・チアノーゼ(口唇、指先が紫色になる) 根拠:心拍出量が低下しているため、末梢は循環不良になっており、また肺でのガス交換が障害されていることから、血液に十分な酸素を取り込めないため、この状態になると還元ヘモグロビンの血中濃度が5g/dL以上になるため。

 ・頻脈 根拠:1回拍出量が少ないことから、心拍出量を保とうとするため。

 ・ピンク色の泡沫状喀痰 根拠:血液がうっ滞し、血液の成分が肺胞に漏れ出し、その漏れ出した赤血球のヘモグロビンが変化し、赤色やさび色になり、空気が混じってピンク色の泡沫痰になる。

 ・気道分泌液の増加

 ・肺水腫

 ・喘鳴 等がある。

右心不全

右心不全の症状

・症状は、浮腫腹水経静脈の怒張 根拠:右心への還流障害のため。


うっ血性心不全

・うっ血性心不全とは、両心不全の状態のこと。

うっ血性心不全の症状

浮腫 根拠:全身からの血液の流れがなかなか心臓に戻れなくなり、血液が渋滞し、これにより静脈圧が亢進し血管から水分が漏れ出すため。

頸静脈怒張 根拠:右心への還流障害のため

胸水 根拠:血液を肺に送り出す力が低下し、身体の各部分に血液が貯留、そのため肺の静脈に血液が溜まると血液中の水分がしみ出るため。

肝腫大 根拠:肝臓に行った血液が心臓に戻れなくなり、そのため肝臓にうっ血を生じるため。

夜間頻尿 根拠:日中は活動しているため、血液は腎臓以外の組織に流れており腎臓に送られる動脈血が少ないが、夜間になると全体的な活動が減り、血液が腎臓に回ってきて尿になるため。

消化管機能の低下 根拠:消化管にもうっ血が起こるため。


NYHA分類

NYHA分類とは、慢性心不全の重症度として頻用される機能分類に、自覚症状から判断するもの

・Ⅰ度 心疾患はあるが、通常の身体活動では症状なし

・Ⅱ度 普通の身体活動で、疲労、呼吸困難、動悸、狭心痛などが出現(通常の身体活動がある程度制限される)

・Ⅲ度 普通以下の身体活動で、疲労、呼吸困難、動悸、狭心痛などが出現(通常の身体活動が高度に制限される)

・Ⅳ度 安静時にも、呼吸困難を示す(安静時でさえ心不全症状や狭心痛出現)


心不全の治療

心不全の主な治療薬

血管拡張薬 

ACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害薬

ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)

硝酸薬

ヒドララジン

β遮断薬 心臓にはたらきかけて、心拍出量やや心拍数を低下させ、心臓への負担を軽減する

利尿薬 根拠:身体の水分を減らすことで心臓の負担を軽減させるため。

ループ利尿薬

スピロノラクトン

●強心薬

ジキタリス

ピモベンダン  などを用いる

※心不全の重症例では、大動脈バルーンパンピング(IABP)経皮的心肺補助(PCPS)など、機械的に循環を補助する治療が行われる。


日常生活のケア

※以下は、看護師が患者に対してその必要性を十分に説明する事項

体重管理 体重が減ってくることで、余分な水分が抜け症状が改善する。ドライウェイト(水分の貯留がない場合の体重)に近づけることが目標。

・体重は毎日測定することが重要、さらに同じ時間同じ条件で測定すること 例:起床後排尿後など

・心不全患者は短期間での体重増加は急性増悪を示しているため、速やかに受診する必要がある。

塩分の制限  重症患者の心不全患者では1日の食塩量をg以下に抑えるなど厳格な塩分制限が必要 根拠:塩分は水を引っ張るため。

尿量の観察

運動 有症状時は運動は禁忌だが、安定した状態では適度な運動を勧める。適正な脈拍を保つようにする。

・寝たきりの心不全患者は、褥瘡に注意。根拠:浮腫が出来やすいため。

むくみの観察 向こうずねの骨の部分(脛骨前面)を指で押すと、浮腫があると押した部分が引っ込んだまま戻りにくくなる(圧窩を生じる

喫煙は禁止

入浴は、半坐位鎖骨下の深さまで、湯温は38~40℃のぬるめ10分以内にする。入浴はぬるめ、浅め、短めで。 根拠:心臓への負担軽減のため。

高齢者独居者認知症の患者は、心不全が増悪するハイリスク症例である。そのため、訪問看護の導入検討も必要。



最後に

心不全の患者さんは、看護実習でも多く関わることがあります。また、合併症として心不全を患っている患者さんが多いので、看護計画の立案時など症状やそのケアをこのブログから活用して下さい。

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