胆嚢・膵臓を事前学習ノートに書くならこのポイント2.5選 根拠付

消化器系

こんにちは。無理やあです。

うわ!明日の実習の事前学習するの忘れとった!!今から!!。。。この時間絶対無理!!

という、思いをしまくりの看護実習生の皆さん、この記事を見てもらえれば教科書を開かず、そのまま活用すればすぐに書くことができます!

さぁ。。今回のテーマは『胆嚢・膵臓』

胆嚢も膵臓も知識として実習で必ず必要です。事前学習で教科書や参考書から調べて書くとなると、時間はかかるし、実習中なら睡眠時間も削られます。そんな学生さんは是非この記事を活用してください。

1 胆嚢

(1)胆汁について

胆汁とは、胆汁酸や胆汁色素からなる消化液。

・胆汁は肝臓で生成される。

胆汁酸は、脂肪を水に溶けやすいかたちに変えて、消化を助ける働きがある。

・胆汁はビリルビンという物質の排出にも関わっている。胆汁がないとこのビリルビンが排出されず、血中にたまって、皮膚や粘膜が黄色くなる、この状態を黄疸という。黄疸は肝臓が悪くなると、目や手などが黄色くなる。

(2)胆嚢とは

・肝臓で作った胆汁を濃縮して貯蔵する臓器が胆嚢

・胆嚢は袋状の臓器で、長さは8〜10センチ、容積は50ml程度である。

・胆汁を濃縮して貯蔵するとは、必要な時に使えるようにしておくことである。根拠:十二指腸に食べ物、特に脂肪が入ってくると濃縮された胆汁が薄められ、十二指腸に排出される。胆汁のおかげで小腸での脂肪などの消化・吸収が進むことができる

脂肪などの栄養素が入ってくると、胆嚢が縮み、十二指腸に胆汁が排出される。脂肪がやってくるまで胆汁は胆嚢で待機している。(国試)

2 膵臓

・膵臓は、膵液ホルモンを作っている臓器である。

(1)膵液

・膵液は、エネルギー産生栄養素の全てを分解する消化酵素を含んだとても重要な消化液である。

・また、ホルモンでおなじみインスリングルカゴンを作っている。

・インスリンは糖尿病に関係のあるホルモンで、血糖値を下げる唯一のホルモンである。

・グルカゴンは逆で、血糖値を上げるホルモン。このようなホルモンを血中に分泌するのを内分泌というのに対し、脂肪を分解する膵リパーゼなど消化酵素を消化管の中に分泌することは外分泌と言いう。

なぜ、消化管の中に分泌するのに「外」分泌というのか

・外分泌というと汗や唾液など、からだの外に対して分泌されるものというイメージであるが、ところが、消化管は「からだの外側」という扱いになる。根拠:口から肛門までは1本の管でつながっている。その管からからだの中(血液やリンパ液などの中)に向かって栄養素などを取り込んでいると考えることから消化管の内側は体の外側になる。なので消化液は「外分泌」とされる。

・口から肛門までは一本の管でつながっている。『消化器の解剖生理』リンク貼ってます。

膵臓は外分泌と内分泌を併せもった唯一の臓器である。

まとめ

①肝臓・胆嚢・膵臓は消化液を消化管に分泌す外分泌の働きをする。

②肝臓は代謝・解毒・胆汁・貯蔵にかかわる多くの機能をもつ。

③胆嚢は胆汁を貯蔵・濃縮し、総胆管から十二指腸に排出する。

④膵臓は膵液の消化管への分泌(外分泌)と、インスリンやグルカゴンなどのホルモンの血中への分泌(内分泌)を行う。

ホルモンとか出てきたら、「なんでそんな逆のこと言うん!?」がいっぱい出てきて筆者も授業中イライラしていました。。笑笑

今日も明日も、実習頑張ってください!きっとあなたなら大丈夫!

今日もいってらっしゃい!

でも、やっぱり看護計画。、。、無理やあ。

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